聴けば誰もが知っている数多くの作品を残した“北原白秋” この曲もその中のひとつです。
Soli４名の「赤い鳥小鳥なぜなぜ赤い」から始まり、それに呼応するTutti。曲の後半からソプラノのSoli３名のvocaliseも加わり、ラストは皆で一緒に歌いあげる。やさしい笑顔で演奏できました。
「壮観！ サウンドも立体的！ Soliが効果的」と、うれしい講評をいただきました。

１曲目の笑顔が一転、失意の底から死まで考えた古賀政男の苦悩、曲に込められた絶望からの魂の叫び。これをいかに表現するか…
この曲は、2014年の県大会でも演奏しました。古賀メロディーは、昭和を生きてきた団員にとって曲に入り込みやすく、共感できる作品です。歌詞とじっくり向き合い、細かいところまで追求し、歌の練習をしました。そして、グリーンリーフらしいパフォーマンスをどうするか？衣装の形は？
色は？動きは？何回も何回もやり直しやり直し… 古賀政男の世界を表現するために、必死で取り組みました。その結果、「いつ見てもワクワク感しかありません」「素晴らしいステージング、色彩効果最高」とうれしいお言葉をいただき、全国大会出場決定という最高のエンディングで県大会を終えました。

２０２３年８月２６・２７日に開催されました全日本おかあさんコーラス全国大会に出場しました。
今回は地元兵庫県での開催、２０２１年にオープンした「アクリエひめじ」は2000席以上を有する大ホールです。
絶対出場する！という強い意気込みで練習に取り組みました。その努力と願いが通じ、４度目の全国大会出場。ステージでは歌にパフォーマンスに全力を注ぎました。
その結果「おかあさんコーラス賞」 「奨励賞」 そして、会場のお客様の投票で多くの票を集めた「オーディエンス賞」。
三つの賞をいただき、喜びと幸せにあふれた大会になりました。

「グリーンリーフはひとつ」を合言葉に仲間と共に歌ってきた２４年。
これからも歩みを止めることなく、さらなる高みを目指して歌い続けてまいります。