初めて組曲に挑戦。民謡を合唱の曲にはめ込み、あわせるのが大変でした。
楽譜の初めのページは情景と歌が合うように何度も何度も練習しました。
息の出し方、歌い方が大変難しかったです。

実際に富山県南砺市へ訪ね「城端むぎや祭」で踊りを習い持ち帰った後歌に合わせる研究を重ねました。本場の衣装と笠を使いむぎやの世界を再現する為、踊り隊を結成し別メニューで踊りを練習をしました。
また早変わり衣装は古典模様が鮮やかなチリメンを使い、最初は純白の雪が一転美しい日本の情景へ変化し表現できる様に考えました。
平家の落ち武者が五箇山の山里奥深くで自然とともに生き抜く情景に感情移入ができ気持ちを入り込む事ができました。
むぎや踊りを披露した後曲の最後に桜模様の傘が舞台一面に広がり山桜で春満開になる様子はさすがの圧巻でした。

衣装が複雑で着るのも一苦労。踊り隊の紋付袴も着方が分からず実際に踊られた事のある方に伝授して頂きました。

全国大会でも選考委員の先生全て満点の１位であったと「ハーモニー」（合唱専門誌、全日本合唱連盟会報）にも掲載されました。
イメージ団員みんなにとっても大好きな曲です。