「影を慕いて」、古賀政男世代である昭和の激動を生きた団員（笑）にとっては古賀メロディーは気持が入り込みやすく心にすっと入って音楽的にも表現しやすい曲でした。
みんなが知っている歌なだけに合唱曲として歌うのは難しく、カラオケのようにならないよう苦心しました。
「ライオンキング」もこれまた今劇団四季で上演中のみんなよく知っている曲。聞いている人に共感を得られやすく会場みんなが元気になる曲で、人生の陰と陽、生命を感じさせる２曲でした。

影を慕いての「静」から一転ライオンキングの「動」へ！
パーカッション、リコーダーが入りミュージカル仕立てになりました。
セミーヤと言う南米の打楽器を使い全員で動きをつけ歌いながら気持ちを体で表現するという難しいパフォーマンスに挑戦しました。
影を慕いての曲ではしっとりとした黒とモスグリーンのグラデーションの衣装から早変わり、
ライオンキングはアフリカの大地や草原、暑さ（熱さ）をイメージした自然の大地を感じさせるピッタリの衣装を作りました。

ミュージカルに慣れていない団員は表情づくりも大変。一人ひとりが主役にならないといけないので
体での表現が難しかったようです。