瑞慶覧尚子作曲の「コーラスかあさん」は様々な演奏会でよく耳にします。
コーラスをしている『おかあさん』の多くに愛されている楽曲ではないかと思います。
勿論、私達も大好きな楽曲の一つであり、今回『明石グリーンリーフ』らしく歌い上げるにはどうしたら良いのか!?衣装やパフォーマンスが決まらない日が続きました。

そんなある日、役員の打合せで「大阪のおばちゃん風!?はどうかなぁ？」との声が上がり、打合せメンバーの心に火が着きました！

しかし・・・

♪実際に歌う団員はちょっと『大阪のオバチャン！』とは雰囲気が違う😕

♪爽やかな風が吹き抜ける様に流れる楽曲の持ち味を崩しはしないか😓

でも・・・

ハツラツとした『大阪のオバチャン！』になってこの楽曲を歌い熟せたら素敵だよね!!と、試行錯誤の日々が始まりました。

歌の練習が進む中衣装とパフォーマンスは決まらず、本番の数日前まで衣装やパフォーマンスの変更があり😳どうなるの～?!と、ドキドキ・ワクワクのステージとなりました。

大阪の新世界に足を踏み入れ『大阪のオバチャン！』のトレードマークと言われているヒョウ柄の洋服を調達に!

未知の世界でしたが、団員が着用するとヒョウ柄の洋服もなかなか似合うではありませんか!!

宝塚の男役の様でスマートで美しい我団が誇る『白井敦子先生』には、合唱祭の3日前に衣装を豹柄に変更して頂きその上セリフまでお願いしました。

団員「あんたー　コーラスやってんねんてー？」

指揮者「そやでー！　めっちゃたのしいでー!!」

弾けんばかりのセリフで前奏が始まります♪　指揮者の声に団員の心にもスイッチが！

本番では思いっきり弾け、「家族の支えがあるからこそコーラスを楽しむ事が出来ている！」そんな家族に対する感謝の気持ちを込めて歌い上げました。

選考委員の先生方からは、ミュージカルを観ているようでした･･･♪等と高評を賜り、団員はホッと胸元で小さく拍手し笑みを浮かべていました。

「コーラスかあさん」とは一変！
曲間で黒のロングドレスに変身し、「夕焼け小焼けで日が暮れて～♪」とアカペラから入る楽曲は少々緊張気味に始まりました。
中山惇史氏の編曲はピアノ伴奏もとても美しく、壮大な故郷の原風景を自然に思い起こさせて頂けるもので、歌い手としても大変気持ちよく遠い故郷の記憶をたどり歌声に載せることが出来ました。
明石グリーンリーフのピアニスト『藤林寿子先生』の素敵なピアノ伴奏に支えられて、壮大な夕焼け空をステージ一杯に表現し歌い上げました。

今年度も【優秀団体賞】を受賞させて頂く事ができ、先生方そして団員共に笑顔のもとに幕を綴じる事ができました。。