11月ももう終わりです。

皆さんはどんな秋を満喫されましたか？

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、そして芸術の秋！

団員のEさんは、ご主人と共に、すばらしい芸術の秋を過ごされ(戦われ？)ました。

今回は、そのお話を一席～

今年は、夏から秋にかけて、目まぐるしい日々を送りました。

中でも一番大変だったのは、10月4日～10月16日迄、主人が初めて開いた油絵の個展でした。

加西の五百羅漢の石仏をモチーフにした

「祈り」　の題で100号(162㌢×130㌢)の作品を7点、

その他デッサン　パステル　お花　人物　合計49点出品しました。

祈り

花

開催期間中は晴天続きで、　場所も三木山森林公園の中にある美術館でしたので、

散歩中の方、新聞やラジオで知った方、友人知人近所の方等、800名の皆様が来て下さいました。

主人と私は、その方々にご挨拶、案内、そして芳名帳にお名前を書いて頂く…

昼食の時間も無く　朝10時～夕方5時迄　経験した事のない雰囲気と緊張の日々が続きました。

来場された皆様の反応は様々です。

美術館の中に入って来てすぐの「祈り」を見て、じーっと絵に集中されてる女性の方…　そーっと近づくと涙を流されてるのです。私は何も言わず離れました。

一枚一枚丁寧に見られていて、急に「祈り」の前で動かれなくなった方。さりげなく話かけると　2年前奥様を亡くされたとの事…

絵から何かを感じられたのでしょう。

皆様に、主人の絵が少しでも訴えるものがあったのかと嬉しくもあり、感謝でいっぱいでした。

また別の部屋で、

「アトリエランチ」と題して主人の好きな卵かけごはんや、カレーうどん等の絵を展示していましたら、

「卵が美味しそう！」

「今日のお昼はカレーうどんにしよう！」

と、お話しの声が～。そのお帰りを見送りながら、有難い触れ合いに温もりと元気をもらいました。

最終日、主人の先生から

「簡単には出来ない個展をご夫婦で共有された事に感激しました」

とのコメントをいただき、思いもしなかった私達の一生の大イベントを、元気で乗り越えられた達成感に万歳万歳＼(^o^)／でした。

最後に、主人から

「お母さんが側で手伝い、助けてくれたから成功出来た。

ありがとう！」

の言葉…

その一言で勇気とやる気が出て、今秋の次なる大イベント「明石市芸術祭」「イタリア演奏旅行」「明石詩吟連合大会」に向けて、新たなる一歩を踏み出す事が出来ました。

そして激しく戦った秋が終わった今、

目の前には次なる合唱の課題、「音あそび」の本とテープとCDが待ってくれてます。

のんびりできませんね。E

Eさんの秋は、ご主人と共に歩いた、実り豊かな充実した時間だったようですね。

羨ましいです～(^o^)

そして、Eさんのおっしゃるように私たちのんびりとはしていられません（笑）

今日も新曲の音取り、パート練習をしました。

皆、真剣そのものです。でも新しい歌はワクワクします。

私たちと一緒に、コーラスして充実した時間を過ごしませんか？  こちらにどうぞ！